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借入も給付申請も初めて。 エステサロン経営者、「予想以上に簡単だった」

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借入も給付申請も初めて。
エステサロン経営者、「予想以上に簡単だった」
東京・港区でエステサロンを経営するRさん(40代)。コロナ渦で3月以降は客足がパッタリ途絶え、売上はなんとほぼゼロに。「こんなの初めて」と一瞬先は真っ暗になったそうですが、思い切って人生初の借入に挑戦!準備や手続き、どれこれも初めての「まったくのド素人」。でも、「予想以上にスムーズにできた」と次々といろんな制度に申請しています。なぜ初めてでもクリアできたのでしょうか。体験をうかがいました。

活用した支援制度

  • 生活福祉資金貸付制度 緊急小口資金
  • 生活福祉資金貸付制度 総合支援資金
  • 新型コロナウイルス感染症特別貸付
  • 新型コロナウイルス感染拡大に伴う特別融資あっせん(港区)
  • 特別定額給付金
  • 持続化給付金
  • 東京都感染拡大防止協力金
  • 東京都理美容事業者の自主休業に係る給付金

売上ゼロ。朝一で区役所に駆け込み、借入を申請!


ーーエステは接触度合いが高いイメージがありますよね。状況はいかがでしょうか?

2月からお客様がだんだん減ってきて、3月はほぼゼロに。4月1日から休業することにしました。売上はゼロです。エステサロンの個人経営をして約15年。こんな危機的な状況は初めてですね。

「どうしよう…」と一瞬焦りましたが、嘆いても仕方ないですからね。「できる対策を」と、早速いろいろ調べ始めました。助成金をもらったこともなければ、金融機関からの借入もしたことがない。まったくのド素人です。

でも、予想以上にスムーズにできた。それが率直な感想ですね。「これで申請できるかな」とやってみたら通過して、さらに次のステップも通って。その度に、制度への理解がどんどん深まっていく。そんな感じですね。

ーーいろんな支援制度がありますが、何に申請したのでしょうか?

まずは、生活福祉資金貸付制度です。休業者が対象の緊急小口資金が20万円振り込まれて、5月中旬からは3カ月間、毎月15万円の総合支援資金の貸付も始まる予定です。それと、日本政策金融公庫の貸付が決まったのと、港区の特別融資あっせん制度にも申請中です。

給付金では、特別定額給付金と持続化給付金、東京都感染拡大防止協力金などで、計175万円になりそうです(いずれも5月6日現在)。

ーー「ド素人」とおっしゃいましたが、情報収集はどうされたんですか?

最初に貸付を受けようと思って、とりあえず区役所(支所)に行ってみました。「収入が減ってしまったんですが、どんな対策がありますか?」。そう正直に伝えて。開館時間の10分前に到着したら、私しかいなかったのですぐに対応してもらえました。

そこで教えてもらったのが、緊急小口資金と総合支援資金です。先に緊急小口資金を申請したんですが、書類を出してから1週間後には入金されました。これはホントにすぐ下りるし、基準も厳しくないので、収入が減ってしまった人は「まず申し込むべし」だと思いますね。

日本政策金融公庫の貸付は、周りの経営者仲間から「まずはこれ!」と勧められて調べたのがきっかけです。あとは、ネットの情報収集ですね。

ーーネットでは、どんなキーワードで検索されたんでしょうか?

「コロナ 給付金」「コロナ融資」「コロナ日本政策金融公庫」みたいな感じですね。まあ、いたってシンプルですよ。そこから1つずつ、地道に詳しく調べていきました。それと、今は主に経済産業省のLINEアカウント「新型コロナ 事業者サポート」(ID:@meti_chusho)と、Facebookの「港区民ニュース」を情報収集に使っています。


「据え置き」って何?
わからないことは、正直に聞いて解決!


ーー書類の準備などで、「ここが難しかった!」というポイントはありましたか?

私はそんなになかったんですよ。国と東京都、いろんな制度がありますが、概ねどれもやりやすかったですね。特に、日本政策金融公庫の貸付は書類をダウンロードして記入、郵送するだけで決まりました。面談もありません。今はWEB申請もできるようになっていて、すぐ申請するのでオススメです。

あえて挙げるなら、私の場合はお客様からその場で現金をいただくのが基本なので、銀行振込の記録がないんです。本来なら収入減を証明するために銀行通帳が必要な場合に、それができない。

ですから、前年の月次売上がわかる確定申告書類と、今年の帳簿を用意して乗り切りました。帳簿と言っても、「○月=○円」と簡単な表(下記参照)をつくっただけですけどね。でも、それで十分カバーできました。


昨年と今年の売上を比較した帳簿(一部、画像処理)


ーーいわゆる業界用語やカタい言葉もたくさん出てきますよね。そのあたりは戸惑ったり、理解するのに苦労したりは?

確かに、知らない言葉、初めて聞くこともたくさんありました。例えば、「据え置き」なんかもそう。「据え置きは期間は何年にすればいいの?」と。ほかにも、「どのくらいの額なら申請が通りやすい?」「すぐ借りたいけど、借入希望日はいつに設定するのが妥当なの?」とか、目安が全然わからなくて。

担当者には「申し訳ないな」と思いつつ、でもこっちも必死。「ごめんなさい、初めてでホントに何もわからなくて…」。電話などでそんなやりとりをしながら、「この設定でいけるかな」と1つずつクリアしていく感じでした。

ーー初心者でも粛々とやれば、なんとかクリアできる。そういうことですね。

電話でも現場でも、「初めてなんです」「何もわからなくて…」と困った様子で伝えると、ほとんどの人が親切に対応してくれました。わからないことは、わからない。遠慮せず、まずは正直に伝えることが大事じゃないかと。

私のような初心者でも、ここまでいろんなことができたわけですから。しかも、一度経験するとちょっとずつ手慣れてくるので、ほかの制度もだんだんスムーズに申請できるようになりました。これから国や東京都で追加支援が出てくると思いますが、難なくやっていけそうな自信がつきましたね。

まずは動いてみる。
その先に何十万、何百万の支援がある


ーーこれから申請を検討している個人事業主や中小企業に、アドバイスをするとしたら。

確定申告書類や銀行通帳、印鑑証明など、基本的なものがあれば、少なくとも申請段階ではほとんどのことがクリアできるはず。どの制度に申し込むにしても、必要書類は同じものがかなり多いんです。住民票や印鑑証明はコンビニでもとれますし、一度揃えてしまえばあとは使い回すことができます。

何事もそうですが、動かない限りは何も起きないですからね。今配られているカードの中で、どんな手が打てるのか。まずは、動いてみることです。不慣れなこと、大変なことがあっても、そこを踏ん張って乗り越えた先に、何十万、何百万円の支援が得られる。そう思って、一緒に頑張りましょう。

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